2017-11-25

「ひとてま」を楽しむ暮らし-かさはら木材-

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ちょっと深いお話しですが、
「あなたにとっての豊かさとはなんですか?」
と聞かれたら何と答えますか。

「恋人がいること」
「家族がいること」
「お金があること」
「時間があること」

はたまた。。。

色んな考え方がある中でちょっと立ち止まって考えてみる。
豊かな暮らしとは何だろう。

何気なく暮らしている日々の中でちょっとだけ立ち止まって
考えてみる。

このちょっと立ち止まってが意外と大事だったりする。

飛騨に「かさはら木材」と言う工務店がある。
この会社の提案する家は「ひとてま」を楽しむ暮らし。
人生で一番長くいる場所はおそらく家であろう。
その家にいる時間にひとてまを楽しもうというのだ。

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わざわざ手間をかけなくても。。。
と思いがちですが、実はその手間こそが大事。
例えば、
ひたすらテレビを見て過ごすより
薪ストーブの薪割りをしてみる。
→体を動かす事でリフレッシュして良いアイデアが浮かぶ。
なんだったらダイエット?www

休日に出前を取るのもいいけど
ピザ釜で家族みんなででピザを焼いてみる。
→コミニュケーションが増える。

何気に手間に思える事もちょっと視点を変えると
途端にメモリアルな時間になったり、
凄くいい考えが思いついたり、日常がちょっとハッピーになる。

一見無駄に思える事。手間のかかる事。
そんな生活の「余白」にこそ実は豊かになる
キッカケがあったりするのかもしれません。

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かさはら木材のキーマンである柳尾さん。

そんな柳尾さんからご相談頂いたのは今年の夏。
「今度新しく建てたモデルハウスのパンフレットを作りたいんです。」

聞けば聞くほど深い思い。
それでいて全く暑苦しくなく優しく淡々と、
楽しそうにお話をして下さいました。

お話を聞くうちに、コンセプトと思いをカタチにしようと
あえて「ひとてま」を楽しむパンフレットをご提案。

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表面

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裏面

A1サイズの全面イラストパンフレット。
MAP折加工してもらい「ひとてま」かけて広げていくと全容がわかる仕様。

実際のモデルハウスをモチーフに
各所に家族のいる風景をイラストにしました。

落書きもできる様に描きやすい上質紙をセレクト。
子供と比較するとこんな感じに。。。

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一見無駄に見える事。
大きすぎる紙のサイズ。
写真でなくあえてイラスト。
広げないと読めない。

でも、そんな事もちょっと視点を変える事で
宝の地図を広げる様なワクワク感があったり、
イラストにある風景の物語を妄想したり、
光沢感は無いけれど触れた感触が楽しめたり
落書きしやすかったり。

何気なく読んでしまいそうなパンフも
ちょっとメモリアルなモノになります。

実はこれらアイデアのほとんどは
柳尾さんの家づくりのお話からヒントを得て
浮かんだ事でした。

「ひとてま」を楽しむ暮らし。

それは、暮らしの中にある、
視点を変える事で何気ない日々が
ちょっと幸せになる事を知っている、
薪ストーブの様に優しい温かさのある人が提案していました。

<かさはら木材>

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