LOL-Laugh out Loud in Hida-
先日「JAひだ」主催の期間限定カフェ「LOL-Laugh out Loud in Hida-」が
無事終了しました。
11/26〜12/4の9日間という期間にも関わらず連日たくさんの方々が
足を運んでくださり、スタッフ一同驚きと感謝でいっぱいです。
この飛騨に「新しくて面白い事が好きな人」が沢山いる事を実感しました。
そもそも、
なぜこのような企画が動き出したのか?
この期間限定cafe「LOL」をトータルディレクションさせていただいた
僕自身が感じた事やこの時代、この土地でどんなムーブメントが
起こっているのかという事も含めて考えてみました。
そもそもの始まりは
「何か若者や地域に向けた企画をやりたい!」
と言うJAひださんからのお話がキッカケでした。
企画そのものを考えるにあたり色々あれやこれや考えながら、
いざやる前に個人的に重要に感じる事がありました。
それは普段何気なく暮らす中で時代の流れとともに
「いつしか変わっている事」
そして、自然の風景、伝統や文化など変わらないものの中にある
「コミュニティーの在り方」や「多様性」みたいな
「いつの間にか変化している事」
実はこーゆー事が重要なんじゃないかと感じたのです。
例えるならば、
一昔前は
「長男は後継!」「長女は婿取!」
「家に嫁いだらその家のしきたりに従い、働きましょう」
みたいな事って、
昔ほど言われなくなったと思いませんか?
むしろ、言ったが最後「考え方の古い人」のレッテルを貼られかねません。
今の時代にお嫁さんにそれを言って
「わぁ!素敵、三歩下がってあなたに着いていくわ!」
というお嫁さんが沢山いるとは考えづらいのですよね。
これって「いつの間にか変化している事」だと思うんです。
それが「良い悪い」ではないし、細かな背景や要因に触れたいわけでもありません。
みんながそうしているからそうする時代もあったでしょう。
男の子がピンクの服を着るなんておかしい。
女が結婚もせずに仕事をするなんていかん。
子供を保育園に預けて仕事するなんて可哀想。
それに社会が否定的な時代もあったけれど
今って社会が個人の考えを尊重する時代になったのではないかと思うのです。
賛否ありますがここは深く触れません。
行きたいところに
行きたい人と行って
楽しみたいことを楽しむ。
いかに楽しむか、笑顔になれるかを考える時代になったんじゃないか、
もっと言えば、
目的の為にはストイックに!!という事より、
目的を達成するまでの道中いかに楽しむかも大事。
とミレニアルズの僕は思うのです。
そしたら、自ずと自分達に必要な事だったり、
単純に「面白い!」を共感できる人達と集まる事が
自然の流れなのかなと思うのです。
話を戻して、色々お話を進める中で
JAひだの女性部というものを知っている若者達が少ないらしい。
どうやら昔は地域の女性の方々が多く参加していたらしい。
という様なお話の中から大切なのは
「コミュニティーの在り方」や「多様性」
なのかな。と自然に思えていきました。
そして誤解を恐れずにいうならば、
「新しく面白く、ゆるーい感じ」の事をやろう。
そんな思いでこの企画がはじまったのです。
これはkongcongで大事にしてる事でもあります。
強制力や押し付けが強かったり、
新しい考えを受け入れない認めない場合、
およそそのお話は進まなくなるケースがとても多いのです。
これって客観的に聞けば「だよねー」と思っても意外と
自分ごととなると難しい事なんです。
だから今回一番すごい事は何か。
それは「JAひだ」さんの決断なのです。
地域のために!より面白い街に!
なんて言うのは簡単ですが実際問題
この企画にJAひだとして賛同するという決断は凄い事なんです。
ということで、JAひださんと僕との企みがスタートします。
面白い事には「笑顔(LOL)」が付きものでしょう!
という事でプロジェクト名がLOLに決まります。
そこからの組み立ては凄く早い!
なぜなら
既に「新しく、面白い」事を仕掛けている人は
ここ飛騨には沢山いるからです。
今回サポート頂いた
■murmurorchestraの皆さん
はまさにそんな方々なのです。
それぞれが持っている「面白い!」を持ち寄って
緩やかに繋がり、一つの目的(笑顔を増やす)に向かって動き始めました。
それが今回の「LOL-Laugh out Loud in Hida-vol.0」です。
ここからはあくまで独り言ですが…。
cool local!!!とか、
DIYとスローライフ。とか、
都市部では田舎暮らしが格好良く映し出されています。
が、
実際の生活はもっとガチンコです。笑
でもどうでしょう、、、
ガチンコだからファッショナブルで、
ガチンコだからトレンドで、
ガチンコだから格好良い、
そんな映し出しがあっても良いんじゃないのか。
ポートランドがそうであるように、
飛騨(田舎)がこれからの価値観やトレンドを発信できるような
場所になっても良いんじゃないのか。
と、思うのです。
今回LOLを通してJAひださんや
サポート頂いた皆様と関わる中で素直にそう思わせて頂くキッカケを
沢山もらった気がします。
「GINZA」や「ファッジ」や「レオン」の
表紙がファッションモデルではなくて飛騨人だったり、
「ブルータス」や「kinfolk」の特集が飛騨だったら
面白いと思うんだけどなー。
そんな期待と可能性と「妄想」を描きつつ
今後のLOLを模索中です。
<LOL-Laugh out Loud in Hida->
https://www.facebook.com/hidalol/
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