「ひとてま」を楽しむ暮らし-かさはら木材-
ちょっと深いお話しですが、
「あなたにとっての豊かさとはなんですか?」
と聞かれたら何と答えますか。
「恋人がいること」
「家族がいること」
「お金があること」
「時間があること」
はたまた。。。
色んな考え方がある中でちょっと立ち止まって考えてみる。
豊かな暮らしとは何だろう。
何気なく暮らしている日々の中でちょっとだけ立ち止まって
考えてみる。
このちょっと立ち止まってが意外と大事だったりする。
飛騨に「かさはら木材」と言う工務店がある。
この会社の提案する家は「ひとてま」を楽しむ暮らし。
人生で一番長くいる場所はおそらく家であろう。
その家にいる時間にひとてまを楽しもうというのだ。
わざわざ手間をかけなくても。。。
と思いがちですが、実はその手間こそが大事。
例えば、
ひたすらテレビを見て過ごすより
薪ストーブの薪割りをしてみる。
→体を動かす事でリフレッシュして良いアイデアが浮かぶ。
なんだったらダイエット?www
休日に出前を取るのもいいけど
ピザ釜で家族みんなででピザを焼いてみる。
→コミニュケーションが増える。
何気に手間に思える事もちょっと視点を変えると
途端にメモリアルな時間になったり、
凄くいい考えが思いついたり、日常がちょっとハッピーになる。
一見無駄に思える事。手間のかかる事。
そんな生活の「余白」にこそ実は豊かになる
キッカケがあったりするのかもしれません。
かさはら木材のキーマンである柳尾さん。
そんな柳尾さんからご相談頂いたのは今年の夏。
「今度新しく建てたモデルハウスのパンフレットを作りたいんです。」
聞けば聞くほど深い思い。
それでいて全く暑苦しくなく優しく淡々と、
楽しそうにお話をして下さいました。
お話を聞くうちに、コンセプトと思いをカタチにしようと
あえて「ひとてま」を楽しむパンフレットをご提案。
表面
裏面
A1サイズの全面イラストパンフレット。
MAP折加工してもらい「ひとてま」かけて広げていくと全容がわかる仕様。
実際のモデルハウスをモチーフに
各所に家族のいる風景をイラストにしました。
落書きもできる様に描きやすい上質紙をセレクト。
子供と比較するとこんな感じに。。。
一見無駄に見える事。
大きすぎる紙のサイズ。
写真でなくあえてイラスト。
広げないと読めない。
でも、そんな事もちょっと視点を変える事で
宝の地図を広げる様なワクワク感があったり、
イラストにある風景の物語を妄想したり、
光沢感は無いけれど触れた感触が楽しめたり
落書きしやすかったり。
何気なく読んでしまいそうなパンフも
ちょっとメモリアルなモノになります。
実はこれらアイデアのほとんどは
柳尾さんの家づくりのお話からヒントを得て
浮かんだ事でした。
「ひとてま」を楽しむ暮らし。
それは、暮らしの中にある、
視点を変える事で何気ない日々が
ちょっと幸せになる事を知っている、
薪ストーブの様に優しい温かさのある人が提案していました。
<かさはら木材>
コメントを書くにはログインが必要です
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。