飛騨市の農業が凄い事になってる件-飛騨市役所農業支援センター-
スケボーに乗り、トマトと農具を片手に農道を颯爽と
駆け抜ける男たち。
彼らはいったい何者なのか、、、!?
そして黒幕は!?
皆さんは「就農」と言う言葉をご存知ですか?
「仕事として農業を始める事」を意味する言葉です。
岐阜県飛騨市では豊かな自然と高冷地である特性を活かした
トマトの栽培が盛んな地域としても知られます。
彼らはそんな飛騨へ移住しトマト農家を目指す「就農者」達なんです。
飛騨市では人口の減少に伴い、農家の後継者不足や、
耕作地が手入れされずに荒れていってしまうなどの問題を解決するために、
こういった「就農者」や「移住者」の受け入れを積極的に行っているんですねー。
さて、
そんな飛騨市が今回就農者募集のために作った冊子がこれ!
裏表紙はこれ。
かなりパンチありますねー。
行政のオフィシャル冊子で、ここまで思い切った事を
やってのける市町村はそんなにないんじゃないのか!
さすが飛騨市!と言いたくなりますが、
その仕掛け人はこちら、
飛騨市農林部の中村さん。(若干遠巻きですが、それがまた黒幕っぽくていい感じ)
実はこの方がキーマンなんですねー。
「ただ単純にパンチがあるとか、デザインが面白いんではなくて、
就農を志す若者の考え方やライフスタイル、価値観や環境などを寛容に受け止め、
多様性のある農業の在り方まで考える飛騨市という場所がある事。
そしてそれをすでに実践する仲間たちがいるという事。
それをたくさんの人に伝えたい。」
そんな中村さんの思いからこの冊子が出来ています。
なので、あのスケボーに乗って農作業をする彼らもあれが
日常のリアルな風景なのです!
驚きのノンフィクション。笑
でも、よくよく考えてみれば、この冊子を読むのって
実際に就農を考えたり、場所を探してたり、これから考えたい人たちなんです。
そんな人たちが「ここに行きたい!」と思うような場所にする事。
勇気を持ってそれを堂々と打ち出す事。
それが簡単なようで一番難しい事なんです。
何が凄いってやってのける事。
そして早くもその反響が出始めているようです。。。
新聞各社から取材がきて紹介され始めてるんですねー。
スケボーに乗った男たちの写真にはある一人の男の熱い思いが
込められていたんです。
そんなこの冊子、光栄なことですが、
kongcongにてトータルディレクション、デザインをさせていただきました。
逆にこちらが感謝したくなるような素敵なお仕事でした。
ありがとうございましたー。
ということで、身の回りに就農を考える方いらっしゃいましら、
是非飛騨市へー!
飛騨市役所農業支援センター
http://www.city.hida.gifu.jp/b_sougou/w_ijyukouryu/w_shinkisyunou/index.html
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