飛騨神岡初金毘羅祭-飛騨市神岡町-
お酒も
お菓子も
バスも
タクシーも
全部タダ!?
「大盤振る舞い祭り」があるらしい。。。。
ニュートリノの研究で一躍有名になった「スーパーカミオカンデ」のある町、
飛騨市神岡町。
そんな神岡町では年に一度、
遊びに来た人に「大盤振る舞い」するお祭りがあるんです。
この景気悪い時代にそんな夢のようなお祭りがあるなんて!
その名は、、、
毎年2月に岐阜県飛騨市神岡町で開催される冬の夜祭で、
金毘羅様に商売繁盛・家内安全を祈願するため、
江戸木遣保存会と手古舞の行列を先頭に、様々な意匠の神輿や山車が列を成し、
金毘羅堂のある補陀山洞雲寺を目指して盛大に練り歩くお祭りです。
このお祭りの面白いところはズバリ「粋な大人たち」が作り上げている
というところ。
古くから続くお祭りにはその良さがあり、
その土地の習わしや仕来りなど、その歴史に詳しい長老のような人がいて
「祭りとはこーなんじゃ!」と子供達や町のみんなに伝え、
その文化や神事を守ったり続けていくところに奥ゆかしさを感じます。
が、
この飛騨神岡 初金毘羅祭の歴史は始まって今年で61年目という
意外に新しいお祭りなのです。(詳しい歴史はこちらから)
しかし、侮るなかれ、この町の人たちの素晴らしい所がここから。。。
町の粋な大人たちが毎年お祭りにスローガンを掲げ、
歴史を尊重しつつも毎年毎年新しい試みをしながら
アップデートし続けているという事。
ちなみに今年のスローガンは「飛躍」。
ということで、今年のお祭りのチラシがこれ
中を開いてみると、、、
なにやら「大盤振る舞い」の文字が、、、、
商売繁盛のお祭りでもある金毘羅祭を自分たちだけが儲かりますように
ということではなく、来てくれる皆さんにもご利益があるようにとの
思いから各所でいろんなモノを振る舞うとのこと。
特設ステージの催し観覧はもちろんのこと、
鏡割りや試飲によるお酒、
無料のスタンプラリーでは飛騨牛などの景品(ハズレなしとのこと)、
団子まきのように通称「まきもの」ではお菓子やトイレットペーパー、
さらには最寄り駐車場から無料のシャトルバスやタクシーまで、
全部タダ!!!
トドメに「持ち帰りバッグ持ってくるといいかも」ともあります。
すごい。
すごすぎる。
しかも、このお祭りにはコンペイ君なる公式のゆるキャラもいるらしい。。。
ちゃっかり。。。
「大盤振る舞い祭り」=「飛騨神岡 初金毘羅祭」
の凄いところって、実はこういった新しい取り組みに挑戦する心意気と、
自分たちだけで無く「みんなにご利益を!」と言う広い懐のある粋な大人たちが
沢山いる町だという事じゃないかなーと思います。
そんな飛騨神岡 初金毘羅祭は2月25日(土)
オープニングは13:00頃、子連れでも暖をとれる場所もあるそうで、
家族でいくのもいいかも。
気になった人は是非遊びに行ってみてくださーい。
今回のチラシに関するトータルディレクション・デザインは
kongcongでお手伝いさせて頂きました。
※ご一緒させていただいたスタッフの方達も本当に粋な格好いい大人たちでした。
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